知ってほしい あの日のこと~東日本大震災10年特別展示~

2011年3月11日 14時46分18秒…。

東日本大震災の発生からまもなく10年を迎えます。

当時、香川県でも県庁職員や警察官などが被災地に派遣されたり、避難された方々を受け入れたり、あるいは復旧作業員として、ボランティアとして、災害とその復旧を見守った方々も多くいらっしゃったことと思います。

しかし、あれから10年の月日が経ち、大人たちはその記憶が薄らぎ、また震災そのものを知らない世代も多くなってきました。時勢もあり、被災者を招いた講演会や、実際に被災地を訪ねることができない今…、私たち図書館として何かできることはないか。そう考え、 “震災の記憶が風化しつつある大人たちへ”、そして “震災を知らない子どもたちへ” 向けて、3月の一か月間「東日本大震災10年特別展示」を行うことにいたしました。

 

館内「ティーンズの森」におきまして、町立図書館にある震災関連書籍およそ250冊を展示しています。

これらの本を読んで、改めて知った「あの日のこと」を専用シートに書き込んでください。それを東北3県を中心とした大地図に貼って、まとめていきたいと思います。

あの日、どんなことがあったのか。

あの日、人々はどう動いたのか。

あの日、どんな悲しみがあったのか。

一人一人が得る知識は少しでも、みなさんで共有することによって大きな気づきになる。みなさんも、この節目にもう一度「あの日のこと」を調べ、学び、感じ、考え、たどってみませんか?

また、3月10日には “震災を知らない世代” である満濃中学校の1年生を対象に、同じように本を読んで知った「あの日のこと」を地図にまとめる特別授業を行い、11日以降に館内に展示する予定です。

そちらも是非、併せてご覧ください。

 

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