郷土史講座 満濃池歴史散歩

長引く暑さで衣替えを先延ばしにしていると、一気に秋が深まり、慌てて冬物の服を出した方も多いのではないでしょうか。

昼間のポカポカ陽気に誘われて、お散歩や散策に出かけられる方も多いでしょうね。

さて、晴天に恵まれた10月16日、長らくお休みしていた「郷土史講座」が開催されました。

郷土の歴史に詳しい片岡孝暢さんを講師に迎え、郷土の歴史や知られざるエピソードを学びながら、満濃池周辺を散策しました。

香川のため池を大きな順に兄弟になぞらえ、「満濃太郎」、「神内次郎」、「三谷三郎」と呼ぶそうなのですが、ご覧の通り、長男である満濃池は、県下で最も大きなため池です。

秋晴れの空のもと、満濃池の魅力を満喫するツアーに出発です!

最初に見学したのは、湖畔の遊歩道にある「蛇谷」です。これは『今昔物語』にも出てくる、満濃池に住んでいたという伝説の龍、「八大龍王」を祀った祠です。

ひょっとしたら、みなさんの姿を龍が池の水面から眺めていたかもしれませんね (^^♪

心地よい日差しの中、散策は続きます。

 

神野神社の境内にある神櫛神社は、かつての豪族であった酒部黒麿の先祖「神櫛王」を祀っています。

 

神野寺では、われらが空海さんにご挨拶です。

満濃池の再築・修築における空海の功績を聞きながらそのお顔を眺めると、歴史と現在が間違いなくつながっていることを感じますね。

空海さんの視線の先には、青く澄んだ満濃池。

今も変わらず、池を見守ってくださいっています。

 

続いて訪れたのは、満濃池の守護神社である神野神社です。

ちょっと傾斜のきつい階段を上ると、町内最古といわれる石造りの鳥居がそびえています。

鳥居から眺める満濃池の豊かに水をたたえた姿は、本当に美しですね。

 

最後は鳥居の前で記念撮影です。

 

郷土愛にあふれる片岡さんの熱心な語り口に、参加者のみなさんは、全員虜になっていました。

散策ツアーお開きになった途端、また是非参加したいというお声が上がるほど ♪

次回の講座を楽しみにしていてください。

ご参加くださった皆さん、お疲れ様でした。

片岡さん、今回も素晴らしい歴史ツアーをありがとうございました。

 

 

 

 

 

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